なべ

僕の祖母、おばあの家の土鍋は、20年は使い込んでいる。寒くなるとその土鍋でつくる、おでんやキムチ鍋、とり野菜みそ鍋といった鍋物が恋しくなる。同じ具材を使って自分の家で作っても、同じ味が出せないのは、あの土鍋に何か秘密があるはずだ!

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おばあがはしゃいでハメ外す

祝・京都新聞掲載!っておばあ、自分が載ること忘れてる!?

おばあと僕が京都新聞の朝刊に載った。この8年半の間に6000個以上おにぎりをつくってきた祖母と、それを食べ続けている孫ということで、おにぎりを特集するページで取り上げられたのだ。ところがおばあは、新聞掲載のことなど忘れている様子で、ラグビーワールドカップの中継に夢中になっている。すごいことなのに、本当に忘れているのか!
おばあのカレー革命

おばあの独創アレンジ、ちょい足しをこえた山盛り具材のレトルトカレー

僕は祖母(おばあ)が作るカレーが大好物だ。だけどおばあは、カレーをイチから作るのが体力的にきつくなり、近ごろはレトルトカレーを出す。それでもカレーは得意料理だけあって、レトルトの中身をペースト状に煮詰めたり、具材をちょい足しどころか山ほど加えたり、独創的なアレンジは欠かせない。今晩はどんなカレーが食べられるのか!?
なべ

春を迎えるおばあの儀式!?桜が満開だから、今年も熱々のアレを食う

満開の大阪城公園の桜を見に行きたい!だけど、新年度で忙しい……。仕方なく用事のついでに近くの神社に行ってみると、暖かな春の日差しのもと、桜が咲き誇っていた。今晩の夕飯は、春らしい冷たいものでも出てくるのだろうか。そう思って祖母(おばあ)の家に向かうと用意されていたのは、なんと熱々の…‥‥おでん!?
いくつになっても孫は子ども

おばあはせっかち、肉食系女子!一日早いバレンタインデー・メニュー

84歳の祖母、おばあがバレンタインデーの前日に、孫である僕のために用意したのは、肉がたっぷりのすき焼き!食後に出てきたチョコレートの詰め合わせももしや、僕のため、それとも…? 
おばあの初体験

忘れられないおばあの牡蠣鍋!決め手は味噌とニンニクの絶品スープ!

空きっ腹を刺激する香りが、おばあの家の中に立ち込めていた。味噌とおろしニンニクを合わせて煮詰めたような、パンチの効いた香り。これ絶対、ごはんに合うやつだ!この香り、かつてどこかで食べた料理のはずだけど…… もつ鍋のスープに広島の牡蠣を入れた牡蠣鍋をつくった祖母(おばあ)の話。
おばあのサプライズ

正月終了でも、内臓を休めるどころかフル稼働!鍋の中身はみそ汁?雑炊?お粥?

食卓の真ん中で、フタをしたアルマイトの鍋が鈍く光っている。どうしてこの鍋が、ここに…!? おでんの土鍋でもなく、すき焼き用の鉄鍋でもない、おばあがよくみそ汁をつくっているこの鍋がテーブルに出ていたことなんて、10年近く一緒に食事をし...
おばあ地雷

いつもの和牛じゃなくてもうまい!とろろすき焼き

醤油と砂糖を煮詰めた香ばしく甘辛い香りが、玄関にまで漂っている。嗅いだ瞬間にごはんが欲しくなるのは和食をベースに生きてきた人間の条件反射だ。これは肉じゃがでも、煮物でもなく、すき焼きに違いない! 同じ調味料を使っていても、その割合の微妙な違...
いくつになっても孫は子ども

いくつになっても孫は子ども? 和牛と刺身、端午の節句の特別メニュー

くたくたに煮込まれた牛肉やしらたき、ねぎなどの具材が、底の平らなすき焼き鍋の中で絡まり合っている。見るからにこのすき焼き、今晩つくったやつじゃない。昨日、おばあがひとりで食べたものを、温めなおしたのに違いない。 僕は昨日、おば...
おばあのサプライズ

おばあ、大阪城公園に桜はもう咲いてるで! 今シーズン最初で最後のたまご入りのおでん

大阪城公園の桜はほとんど、まだつぼみがほころびはじめたところだった。僕はMIRAIZA OSAKA-JOでの仕事を終え、大阪城公園内を散策していた。するとうっそうとした林の中に一本だけ、満開の花をつけた桜の木があった。 ...
いくつになっても孫は子ども

石川県人が愛する鍋「とり野菜みそごまみそ鍋スープ」で、バレンタインデー鍋!?

今日の晩ごはんも鍋。しかも2日前に食べた「ピリ辛とり野菜みそ」鍋と同じような味噌の香りがする。「とり野菜みそ」は、石川県で鍋といえばほとんど人がこれを連想するほど定番の、鍋の味付けに使う味噌だ。この前食べたものは、現地の知り合いから...
おばあの初体験

まつや「ピリ辛とり野菜みそ」鍋と〆の極上味噌ラーメンの、肉がおいしい作り方

まつやの「とり野菜みそ」を知らない人は、石川県にはいないという。能登半島に日本海から冷たい風が吹きつける季節になると、石川県の人たちはこの味噌で鍋をつくる。具材は野菜に加えて肉でも魚でも何でも合うし、ダシもポン酢も必要ない。「とり野菜みそ」...
おばあの贅沢三昧

豪華メニューは孫のため!? キムチ鍋(3日目!)とマグロのカマのホイル焼き

僕は昨日、2日目のキムチ鍋を平らげてしまおうと、土鍋いっぱいの具材をほおばり、汁をすすった。少しでも残れば、おばあは再び具材を追加してキムチ鍋が3日目に突入してしまう。 食べ物は加熱すればいつまででも食べられるとおばあは思っている。お...
おばあの知識はほぼ勘違い

「いくらなんでも、栄養が偏りすぎやろ!」2日目のキムチ鍋と、たまごづくしの筋力強化メニュー

昨日おばあがつくったキムチ鍋には、キムチが入っていなかった。ボトルに入ったエバラ「キムチ鍋の素」で味付けしているから、しっかりとキムチの味はする。だけどそこにプラスして白菜キムチを入れるのが、これまでのおばあ流のつくり方だった。味付けも具材...
おばあはマサオの死を悼む

高血圧のおばあ、ついに減塩!? エバラ「キムチ鍋の素」だけでつくるキムチ鍋

おばあが土鍋のフタを開けると、白い湯気が立ち上った。顔を近づけていた僕の眼鏡がくもり、白くかすんだ視界のむこうに赤く染まった具材が見えた。キムチ鍋だ。80代の高齢者と運動不足の30代しかいないのに、大きな土鍋にたっぷりと豚肉やシメジ、春菊などが入っている。僕ら2人では到底、一度に食べきれない量だ。白菜キムチの姿が確認できないけど、底のほうで層をつくっているのに違いない。
いくつになっても孫は子ども

「なんでおばあは、たまごを入れへんねん!」豪華メニューとおでん、2日目の攻防

おばあはおでんにたまごを入れない。毎朝、茹でたまごを食べているし、醤油味の煮物が好物なので、おでんのたまごが嫌いなわけがない。おでんにたまごを入れるなら、あらかじめ何個も茹でておき、冷ましてから一つずつ殻をむく。おばあにとっては、その手間の...
ぎゅう

「寒風が吹けば、おでんの量が増える」おばあの法則。玉子なしおでんと松茸入り茶わん蒸し

おばあの家まで歩くわずか5分のあいだに、手袋をはめているのに指先がかじかみ、むき出しの顔面は寒風を受けて感覚がなくなった。玄関に入ると眼鏡が曇りはじめ、居間に足を踏み入れた途端、視界が白いもやに包まれた。イスに深く腰かけて石油ストーブにあた...
いくつになっても孫は子ども

30代の孫にお年玉をくれるおばあ、2日目のすき焼きに鶏肉投入!

居間の戸を開けると、おばあが灯油ストーブにあたりながらテレビを見ていた。 「肉、入れたったで」 と僕に目も向けずにいう。肉といえば、すき焼きのことだ。昨日の晩ごはんに出てきたすき焼きには、メインであるはずの牛肉がほとんど入っていなかった...
おばあが育った陸の孤島

メインは牛肉だけじゃない!? おばあの里の原木栽培、生シイタケのすき焼き

玄関の戸を開けた瞬間にわかった。今晩のメニューは、すき焼きだ! おばあ特製の割下を煮詰めた甘辛い香りが、台所から居間を通り抜け、家じゅうに充満している。すき焼きは、おじいの好物でもある。おじいが真顔で写る遺影も今、仏間に行けば、ほほ笑んで見...
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