おばあのカレー革命

僕の祖母、おばあはカレーをよくつくる。しかも牛スジやチキンを具材にしたり、たまご焼きやミートボールを乗せたり、毎回違った工夫を凝らす。おばあが追い求める究極のカレーはいつになったらできるのか?

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おばあのカレー革命

毎日おばあが具材を追加!?3日目でも減らない、茄子入り牡蠣カレー鍋

3日前、おばあの代わりに買い物に行った僕は、鍋の素コーナーでひと際、異彩を放つ黄色とオレンジのパッケージを見つけた。その名前は『カレー鍋スープ』。しかも『CoCo壱番屋監修』の文字! これは絶対おいしいやつ! と迷わず手に取り、おばあの家に...
おばあのカレー革命

孫の好物三重奏!おばあが作る牡蠣カレー鍋

また一段と寒くなり、感染症が怖い季節がやってきた。コロナの感染者数は落ち着いているけど、おばあにとってはまだまだ油断大敵。食欲があって元気に見えても、何せおばあは来年米寿を迎える高齢だ。高血圧症という長年の持病もあるし、ひとたびコロナにかか...
おばあのカレー革命

『特売』の魔力に勝てず豚肉入りになったカレー…ってこれ、カレーと違うやんか、おばあ!

昼間におばあの様子を見に行くと、居間の戸を開けたとたん「カレーするから、肉と玉ねぎ買うてきて」と大声で指令が飛んできた。やった! 久しぶりにおばあのカレーが食べられる! というよろこびで、これから帰ってやることあるのに……という不満は一瞬で...
いくつになっても孫は子ども

カレーに練り物、ホッケを煮付けにって、作り方も味も挑戦的すぎやろ、おばあ!

晩ごはんが待ちきれなくて、いつもより少し早くおばあの家に行くと、「なんや、もう来たんか」とおばあが、あきれたように言う。だけどテーブルには、すでに料理が並んでいる!? 僕が早く来ることを、おばあは完全に見抜いていたらしい。というのも、今晩の...
おばあのカレー革命

具材追加で時短で絶品、おばあのレトルトカレー!

玄関を開けたとたんに漂ってきた、このスパイシーさとホッとする甘みが渾然一体となった極上の香りは、間違えるはずはない僕の好物、欧風カレー!……のレトルトのやつ。レトルトだろうがスパイスをブレンドしてイチから作ろうが、好きなものには変わりない!...
おばあのカレー革命

おばあ得意の牛スジカレーに匹敵のおいしさ、煮込み唐揚げカレー!?

玄関の戸を開けた瞬間、今夜のメニューがわかった。スパイシーでちょっと甘くて、ごはんが猛烈に欲しくなるこの香りは、僕の大好物……カレー!!レトルトでも激辛でも、ココ壱でも、カレーは何でも好きだけど、やっぱりナンバーワンはおばあのカレーだ!おば...
おばあのカレー革命

孫の好物を合体!おばあの手作り牛丼カレー

玄関の戸を開けて、息を吸った途端、今晩のメニューがわかった。このスパイシーで、甘さもあって、とにかくごはんが欲しくなる香りといえば、カレーしかない! でも、なんだかおかしい。いつもは嗅ぐだけでごはんが食べられそうなほど、濃厚な香りがするのに...
おばあのカレー革命

見た目はキーマ、味は濃厚、冷凍保存の茶碗カレー

台所から現れたおばあは、皿を持っていた。そこに乗っているのは―― 焼いた鮭だ! 晩ごはんに鮭を出すとはめずらしい。おばあの家で鮭といえば、昼に食べるおにぎりと一緒に持たせてくれるランチのおかずなのに……って、そんなことより、隣の茶碗に盛られ...
おばあのカレー革命

やっぱりカレーは家庭の味!どんな具材を入れるより愛情が決め手、おばあの特製カレー

おばあはカレーが得意料理だったのに、イチからつくるのをやめ、パウチ入りのレトルトカレーで済ませるようになった。理由を聞くと、「こんなに簡単なもんがあるなら、つくらんでもええわ」とのこと。 レトルトカレーの存在を最近になって知ったらしいのも驚...
おばあのカレー革命

おばあの独創アレンジ、ちょい足しをこえた山盛り具材のレトルトカレー

居間の戸を開けると、空腹を刺激する香りがふわりとただよってきた。これは、たしかに僕の好物……だけど、それにしては香りがうすい。おばあの手づくりなら、ぐつぐつ煮える大鍋から立ち上った香りが、家じゅうに充満しているはず。ということは今晩も、この...
おばあのカレー革命

いつものカレーに革命が起きた!?牛すじ入りフライパンカレー

おばあがつくるカレーは、僕が子どものころから30年ほどかけて進化を続けてきた。はじめは甘口のルウを使い、野菜や肉がゴロゴロと入っている、見た目も味もいわゆる“家庭のカレー”そのものだった。 それはそれで充分おいしかったけど、おばあのカレーへ...
おばあが育った陸の孤島

おばあがレトルトカレーに具材をちょい足しで絶品に!?田舎のトウモロコシと山盛り鶏肉

腹を空かせた僕が、勢いよく戸を開けて玄関に駆け込む。いつもならここで、居間のほうからおばあが「おお、来たんか!」とか「誰や!?」と、僕が夕飯を食べに来ることはわかっているはずなのに、いちいち声をかけてくる。 だけど今日は、テレビ番組の音声が...